京都・琵琶湖サイクリングルート -- ライダーの物語
水辺のサイクリングロード、北部の険しい山道、数多くの海水浴場、素晴らしい景観、神社など、琵琶湖はサイクリストにとってあらゆるものを与えてくれます。
写真 アンディ・ペン
ルート
218kmという距離は、たいていのサイクリストなら2〜3日かけて走りますが、アンディには別の考えがありました。夏の気温が急上昇するなか、彼はとんでもない努力をし、このルートをなんと1日で走破したのです。
距離: 218km
標高差: 1,184m
京都市からのアクセス良好
サイクリスト
アンディ・ペン
アンディは旅行中、短期間京都に滞在していたが、琵琶湖ルートを自転車で走りたかったようだ。彼はその数日前に富士山に登ったばかりだったが、そのことでペースを落とすことはなかったようだ。
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市街地から離れて
このルートは京都を南北に流れる鴨川からスタートします。京都のどこからスタートしても構わないません。鴨川に向かって、北へ向かってサイクリングを始めましょう。
出町柳の分岐で右側の道に入り、4ブロック先の右手にある御影通りに入ります。
御影通りから比叡山へ
京都の東側から琵琶湖に行く方法はいくつかありますが、国道1号線と国道30号線につながる三条通は、人気があるアクセス道路のひとつです。
国道30号線は、京都で2番目に高い比叡山を登るコースで、標高が高く、湖を見渡すことができます。
また、国道30号線は市外へ早くアクセスできる道路でもあり、三条駅から山麓まではわずか6kmの距離です。 つまり、京都の町や郊外から、あっという間にサヨナラできるルートなのです。
志賀越みち(#30)に沿って山を5kmほどくぐると、湖畔の町・柳ヶ崎に下りるあたりから湖が見えてくる。
琵琶湖1周ループ(ビワイチ)
柳ヶ崎から#161号線と#30号線が交わる交差点までは約185kmあり、山を通って京都に戻ることができる。
1、2、もしくは3日間
琵琶湖周遊が一般的 一般的に琵琶湖一周は1〜2日、もしくは3日で走ります。サイクリングが初めての方や、体力がまだついていない方は、2~3日以上かけて行うことをお勧めします。
日没後の湖畔では極端に暗くなるエリアがあるため、適切なライトや装備なしではサイクリングは少々危険だということに、留意しなければなりません。
その日の目的地には余裕を持って到着するようにして、その後お酒や食事を楽しみ、温泉に浸かって疲れを取るのが理想的です。
マキノ
もし湖畔で1泊するのであれば、北西部のマキノはいかがでしょう。湖水浴やウォーターアクティビティが楽しめ、すぐ北の丘陵地帯へもアクセスできる、小さいながらも美しい町です。
北部の山々はとても印象的で、北は日本海、南は湖を見渡す素晴らしい景色を作り出しています。
山からの眺望はかなり起伏に富んでおり、京都や大津の喧騒から離れた、別世界にいるような気分になります。
ビワイチ・ループの進行方向
どの方向がベストかについては議論が分かれるところですが、おそらくほとんどの人は反時計回りに湖を左手に見ながら周回します。しかし、この場合、強い向かい風が吹くことがあるので、時計回りの方向からライドに挑戦することを好む人もいます。
湖を一周する際、「上級(高速)コース」と「低速コース」のどちらかを選ぶことができます。「上級コース」は幹線道路をスピードを保ってサイクリングし、湖畔の「低速コース」は少しゆっくり、楽しくライドができるでしょう。
標高差
北部の山エリア以外、湖の周回コースほとんど平坦です。山々は突然現れて、素晴らしい景色を眺めながらのライドをプレゼントしてくれます。
このルートの上り坂は、比叡山を通過する最初と最後にあります。勾配は13~14%にもなり、200kmを走ったアンディが、京都に戻るときに再び山を登り越えたのには感心してしまいました。
見どころ
お城、湖畔の町、険しい山道、神社仏閣など、見どころはたくさんあります。観光スポットの詳細については、以下のリンクから滋賀びわこ観光サイトをご覧ください。
まとめ
琵琶湖は自転車でプチ冒険するには素晴らしい場所です。京都・大阪・奈良に近い一方で、北部にはまるで別世界にいるような気分にさせてくれる人里離れたエリアもあります。
暖かい季節には湖は水泳に最適で、ペダルを漕ぐ手を休めて真水で涼むことができる。
大津のような工業地帯では交通量の多いところもありますが、それはほんの一部です。ライドを続ければ、また素敵なエリアに出会えることを覚えておいてください。
このルートは、関西のサイクリング・ルートを計画する際には、間違いなく考慮に値する。
ハッピー・サイクリング!
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